今日からキミは俺のペット♡





「包帯が濡れたらいけないから」



俺はアリスにゴム手袋を渡した。



「ありがとう、ございます」



アリスはゴム手袋を受け取り、それを手にはめた。



「ダイニングテーブルに置いとくから、お風呂入る時もした方がいい」


「はい」



アリスは目を合わせてくれない。


怖がらせちゃったかな。



「アリス?ゴメンね?」


「怒ってないです……ただ、ビックリしただけで……」


「そっか。アリスが可愛いからつい」


「そんなお世辞言わないで下さい!」



お世辞なんかじゃないのに。



「皿の処理をしたら、風呂に入って来るね」


「はい」



俺はダイニングに散らばったままの割れた皿の処理をした。