「えっ?……。えぇぇ!!」
何、この展開。
訳わかんない。
私は思わず叫び声を上げてしまった。
「家出してきたってことは、家に帰りたくないんだよねぇ?」
「まぁ……」
「料理、掃除、洗濯、家事を全てしてくれたら、ここにずっといていいよ」
「いやいやいや、でもでも……」
「いい条件だと思うけど?」
「そうですけど……でも私、お金をあまり持ってなくて……」
ここにずっといていいってことは、やっぱりタダじゃないよね?
「お金はいらないよ。家事さえしてくれたらそれでいいし」
「はぁ……」
「決まりね」
いや、さっきのは返事したわけでなくて……。
でも、もう断れない。
「…………わかりました」
こうして、家事を全てするという条件で私は桃谷さんと同居することになった。


