桃谷さんが作ってくれた晩ごはんをダイニングテーブルに向かい合わせに座って食べた。
ちらし寿司とお吸い物、それからサラダ。
どれも美味しくてパクパク食べちゃう。
お菓子作りだけじゃなくて、料理まで出来ちゃうなんて。
桃谷さんは私を見てクスクス笑ってる。
私はちらし寿司を食べていた箸を止めて桃谷さんを見た。
「アリスの食べてる姿、可愛いなぁと思って」
「えっ?いや……」
そう言われて凄く恥ずかしくなった。
「ずっと見ていて飽きないよ。沢山、食べて?」
そんなこと言われたら恥ずかしくて食べられなくなっちゃうよ。
「ねぇ、アリス?」
「はい」
「今日から一緒にベッドで寝ていい?」
「えっ?」
一緒にベッドで寝る。
胸がドクンと高鳴る。
でも元々は桃谷さんのベッドだから、私に聞くのは間違っているんだけど。


