桃谷さんは目を見開いて私を見た。 「アリス……何で……」 「ゴメン、なさい……」 私は謝ることしかできない。 今まで沢山、桃谷さんは私に良くしてくれた。 見知らぬ女を嫌な顔しないで居させてくれた。 でも謝ることしかできない。 「アリス、何でそんなこと言うの?俺のこと、嫌いになった?」 私は首を左右に振る。 嫌いになるわけない。 好き。 私は桃谷さんが好き。