今日からキミは俺のペット♡




しばらくして、またインターホンが鳴った。


桃谷さんはインターホンで対応する事なく、そのままリビングを出て行く。



「悠くん!」



リビングにいても聞こえてくる千夏さんの声。



「千夏?何しに来たの?」


「悠くんに会いたくなっちゃったの!」


「外、行こうか?」


「えー!悠くんちに上がらせてよ〜!」


「用意してくるから待ってて?」


「あれ?誰か来てるの?もしかして悠くんの彼女?」


「えっ?いや……」


「悠くん彼女、見たい!」


「ちょ、千夏!」



バタバタと足音が聞こえ、リビングのドアが開いた。



「…………あ、アリスちゃん」



千夏さんは私を見て唖然とした顔をしている。


後から桃谷さんもリビングに入って来た。



「悠くんの彼女って、アリスちゃん?」


「えっ?いや……えっと……」



私は何て言っていいのかわからず、千夏さんと目を合わせる事も出来ない。



「ねぇ、アリスちゃん?」



千夏さんに呼ばれ、目を向ける。


さっきの唖然とした顔じゃなく笑顔で私を見てる千夏さん。


その笑顔に、なぜか恐怖を感じた。