時計を見る。 6時少し前。 いつもならアリスは起きてる時間。 だけど今日は起きて来ない。 …………まさか。 俺は吸っていたタバコを灰皿に押し付け寝室に行った。 アリスがいますように……。 そう願い、寝室のドアをゆっくり開ける。 オレンジ色に包まれた寝室。 いつものようにベッドの隅っこで、子猫のように丸まって寝るアリスを見た時には安堵した。 ゆっくりアリスに近付く。 起こさないように。 会うのは昨日の朝以来。 ドキドキしてワクワクして……。