今日からキミは俺のペット♡





「恵理子(エリコ)ちゃん?今日はもう客も来ないだろうからクローズの看板出しといて?」


「はい!」



俺はキッチンでボウルやら泡立て器など、仕事で使った道具を軽く洗い、次々に洗浄機に入れる作業をしていた。


時刻は19時50分。


クローズの時間まで、あと10分あるけど、もう客が来ないと判断した俺は、バイトの恵理子ちゃんにクローズの看板を出すように指示を出した。



「オーナー!雪が降って来ました!」



恵理子ちゃんはそう言いながら店に入って来た。



「えぇ、マジで!?」


「はい!」



恵理子ちゃんはそう返事をすると、ホウキを持って床を掃き始める。



「うわぁ!電車とか止まったりしないっすよねぇ?」



作業台を掃除していた、パティシエ見習いの香取(カトリ)くんはそう言いながら、外に雪の様子を見に行ってしまった。


掃除中だと言うのに、まったく……。