「オーナー、怖いです」


「笑顔でそんなこと言わないで下さいよ。オーナーが言うと冗談に聞こえませんから」



高森くんも香取くんも顔が引きつってる。



「冗談じゃないよ?アリスは俺の可愛い子猫ちゃんなんだから」



俺がそう言ってクスッと笑うと、益々顔が引きつる2人。



「そんな事より仕事して」


「はい」


「は、はい」



高森くんと香取くんは引きつった顔のまま返事をすると、黙々と作業を始めた。