今日からキミは俺のペット♡





「ねぇ?」



えっ?


気付くと、男性が私の前にしゃがんでいた。



「ひゃぁ!」



あまりの出来事に驚いて変な声が出てしまった。



「さっきから何してんの?」



男性はニコニコしながらそう聞いてきた。



「えっ?いや、何も……」



さっきより距離が近くて、目の前に顔がある。


私の心臓はドキドキと早く脈打っていた。



「ふーん……。気を付けて帰りなよ」



男性はそう言って立ち上がると、車の方に歩いて行った。