「♪♪〜♪♪♪〜♪♪〜♪♪♪」
俺は見てしまったんだ、神桜に宿る少女を。
「♪♪〜♪♪♪〜♪♪〜♪♪♪…」
「⁈」
少女が、こっちを見た。
俺も驚いてしまった。
少女が歌っていた歌を歌っていたからだ。
少女が驚いた表情でこっちを見る。
「え、あ、あえっと、その」
パニック状態になっている俺に少女が口を開いた。
「…だれ?…」
その声は、透き通るような美しい声だった。
「あ、えっと俺は空」
少し間があき
「空…いい名前だね」
ふっと少女が笑顔でそういった。
ドキッ!
誰もがそう見て思う笑顔だった。
「お、お前の名前は?」
いつの間にかそう聞いていた。
「…私は…未花…」
少女は、そう答えて
「空は、何を願うの?」
いきなり何を願うの?と聞かれて俺は何と答えたらいいかわからなかった。
「ないの?願い事」
「…ない、今は」
また、少し間があき
「そう、じゃあ空は何でここにきたの」
…なんで?
あれ?何でだっけ?
どうしてここにきたかったんだっけ?
「もしかして、分からなくてきたの?」
…何も答えられない。
その通りだからだ。
恥ずかしくて何も答えられねー。
「…ふっ、そうなんだ」
笑われたやっぱり。
「私と同じだね…」
え?
同じ?
どういうかと聞こうとすると
「もう、帰ったほうがいいよ…」
「え、ちょっと、まっ…」
その時、桜の花びらが俺を包み俺はそのまま眠ってしまった。
俺は見てしまったんだ、神桜に宿る少女を。
「♪♪〜♪♪♪〜♪♪〜♪♪♪…」
「⁈」
少女が、こっちを見た。
俺も驚いてしまった。
少女が歌っていた歌を歌っていたからだ。
少女が驚いた表情でこっちを見る。
「え、あ、あえっと、その」
パニック状態になっている俺に少女が口を開いた。
「…だれ?…」
その声は、透き通るような美しい声だった。
「あ、えっと俺は空」
少し間があき
「空…いい名前だね」
ふっと少女が笑顔でそういった。
ドキッ!
誰もがそう見て思う笑顔だった。
「お、お前の名前は?」
いつの間にかそう聞いていた。
「…私は…未花…」
少女は、そう答えて
「空は、何を願うの?」
いきなり何を願うの?と聞かれて俺は何と答えたらいいかわからなかった。
「ないの?願い事」
「…ない、今は」
また、少し間があき
「そう、じゃあ空は何でここにきたの」
…なんで?
あれ?何でだっけ?
どうしてここにきたかったんだっけ?
「もしかして、分からなくてきたの?」
…何も答えられない。
その通りだからだ。
恥ずかしくて何も答えられねー。
「…ふっ、そうなんだ」
笑われたやっぱり。
「私と同じだね…」
え?
同じ?
どういうかと聞こうとすると
「もう、帰ったほうがいいよ…」
「え、ちょっと、まっ…」
その時、桜の花びらが俺を包み俺はそのまま眠ってしまった。
