夢歌のおばあちゃんが大阪に住んでるから、夢歌は関西弁を話す。


夢歌は可愛いから、それが余計に似合っちゃうんだよな。


あたしが言ったら…うん。


この話は終わりー。


「何でもないよ。てか今日、咲本凪裟来てないじゃん。ラッキー」


あたしがそう言うと、目の前に立つ夢歌が笑いだした。


「アハハハッ。そんなこと言って、咲本くんを楽しみに待ってるやん!」


咲本凪裟を…、


あたしが…待つ!?


「ないないないない。絶対ない。あたしが咲本凪裟のこと、嫌いなことくらい知ってるでしょ!?」