けどこっちを見ずにどんどん歩いていく伴くん。 「伴くん…!?どこ行くの!?腕…痛いよ…」 わたしがそう言うと、ぱっと腕を離してくれた。 自分から言ったけど少し残念。 伴くんはこっちを向いて、笑った。 「やったじゃん!中野!」 伴くんのために頑張ったんだよ。 だから伴くんにそう言われるのが1番嬉しいよ。 「伴くん…約束どおり、日曜日にお祝いしてくれますか?」 もし、あれは嘘でしたって言われたらどうしよう。 そんなことが頭に浮かぶ。 「当たり前だろ」 嘘…じゃなかった…。