「あれっ、あやなー!遅いと思ったらまだこんなところに……あやな?」 ゆいが来た。 心配かけちゃだめだ。 「ごめんごめーん!ジュース迷ってて!」 わたしは無理矢理わらった。 うまく笑えてたかな。 ゆいはちょっと不思議な顔をしたあと、にこっと笑った。 「そかそか!てかそろそろクラス対抗リレー始まっちゃうよ?」 あ、もうそんな時間なんだ。 こんな調子でわたしちゃんと走れるかな。 けど、伴くんが祝ってくれる。 その日だけはきっと松井先生のことを忘れて祝ってくれるはず。 絶対勝ってやる!!