開会式が終わると、みんなそれぞれのクラスの場所に移動した。 「中野!最近調子どう?」 久しぶりに藤原くんが話しかけてきた。 調子の意味がよくわからないけど、とりあえず… 「絶好調!!」 であってるはず。 今日はぜったいぜったいリレー優勝してやる! そう意気込んでいると、伴くんがこっちへ来た。 「中野、お前なんの種目だっけ?」 伴くんの方から話しかけてくるのはすごく珍しく、わたしの胸は跳ね上がっていた。