「やー、ほんと面白かった!!」
教室にもどる途中、ゆいが満足げに言う。
「なによー、2点取られて悔しがってたくせにー」
「あやなのおかげでどうでもよくなったわ!」
そんなに面白かったのか、わたし。
笑ってくれるのは嬉しいけど複雑な気分。
「てかケガしてない?」
わたしは体操ズボンをめくり、膝を見た。
それを見てゆいが顔をしかめた。
「うっわー、悲惨!痛そう!」
さっきまでの笑いはどこにいったんだか。
「ばんそうこう持ってる人いないかなあ」
「うちのクラスにそんな清潔な女はいないであろう。」
不潔代表はもちろんゆいだけどね!!

