それにしても、すごく上手なパス。
でも、チームにはやっぱり初心者もいるわけで…それを取れなくて相手チームに渡ってしまった。
「あやなっ」
「………へ?」
気づくと目の前にはゆいの顔がどあっぷ。
すると、ホイッスルが鳴った。
「あー!負けちゃった…もう!ゆいのせいで最後まで見れなかったでしょー」
伴くんのチームは負けてしまった。
けど、楽しくできたのか…友達と笑いながら隅に行った。
伴くん…クラスの子たちと気づいたら馴染んでる。
「…はぁ、やっぱり伴のこと見てたのね。まぁいいや、わたしたちの試合だよ!
ぜったい勝つんだからね!」
ゆいはそうとうな負けず嫌い。
「はいはい…」
気持ちを切り替え、わたしはコートに入った。

