となりの席の伴君。




「伴くん…藤原くんとわたしの会話、もしかして聞いてた?」



彼はうしろを向いているため、今どんな表情をしているかわからない。


けど、こっちは向いてくれない。



「………おぅ」


小さな声で、けどちゃんと聞こえる声で答えられた。



わたしの気持ちがバレてしまったんだ。



「そっか………でもわたし、松井先生と伴くんの邪魔する気とかないよ!

さっきは泣いちゃったけど…応援だってちゃんとしてる!!


だから…変わらず友達でいてくれないかな…」



こんなことで気まずくなって話せなくなるのは嫌だ。


せめて友達でいたい。