だけど、1つだけ疑問に思うことがあった。
「なんで…今さらそんな話を…?」
伴くんが引っ越してから、もう1年が経ってる。
2度目の文化祭だってもう終わってる。
季節は冬で、あと少しでクリスマス…
「…その去年の文化祭の日、ついでに頼まれたことがあったんだ。
1年後のクリスマスに、俺の前の家に来てくれって言ってた。
こっちが本題。さっきまでのはちょっとした世間話。
じゃ、わたし教室もどるね。」
ご飯をとっくに食べ終わったりなちゃんが教室を出て行く寸前、わたしは叫んだ。
「ありがとう…!ありがとう、ありがとう、ありがとう…
何回言っても足りないよ…。
りなちゃん…幸せになってね!」
彼女が振り返ると、目には涙が浮かんでいた。
「当たり前でしょ!そんなに叫ばなくても聞こえるから!
わたしたち…友達になれるよね?」
わたしは大きく頷いた。
そして教室からりなちゃんは出て行った。

