やっと唇を離してくれて、わたしは藤原くんをきっと睨んだ。 「その顔、逆効果だよ。 誘ってるようにしか思えない。」 「…最低。」 わたしはそう言い捨ててその場から逃げた。 文化祭の今日は使われてない、体育館のすみに行き、1人で泣く。 伴くんに申し訳なくて… わたし、別の男の人とキスしちゃった。 そんなこと言ったら伴くんはどうするのかな? 別れようって言われるんだろうな。 けど、わたしにはこの罪悪感を背負うことなんてできないよ…