伴くんも諦めたのか、もう腕を振り払わなくなった。 わたしがいるにも関わらず、伴くんとりなちゃんは2人でどんどん進んでく。 わたしは付いていきたくなくて…つい言ってしまったんだ。 「りなちゃん!わたし、友達と回ることになったから…行くね?」 「え!?ほんとに!?寂しいなあ。」 言葉とは裏腹に、嬉しそうなりなちゃん。 こんだけ素直になれたらいいのに。 伴くんの顔を見れないわたしは、自分のクラスへ走り出した。