伴くんはちょっと気まずそうに答える。
「おー…永瀬…」
永瀬さんって言うんだ。
永瀬さんは伴くんだけ見てて、わたしなんか目に入ってない感じだった。
「伴くん、わたしのために来てくれたのー!?」
わたしはつい、むっとしてしまう。
「いや…今日は彼女と…」
伴くんはわたしをちらっと見た。
そこでやっと永瀬さんはわたしのことを見てくれた。
「あー!あなたが中野さんね?わたし、友達になりたかったんだ。
わたしは永瀬 里奈。りなでいーよっ」
わたしの手を掴みながらそう言うりなちゃん。
なんかパワフルだなー。

