となりの席の伴君。




そんなに仲が悪いわけじゃないんだけどなー。




「太一はいい人だよ?ゆいも話してみたらわかるって!」


「いや、いい人なのはわかる、わかるけども!
あんた達の会話ってだれにも入れないような壁があるんだよねー…」




壁って…どういうことだろう。


わたしと太一は普通に話してるだけなんだけどね。




「あやなは太一くんのこと好きだったの?そーゆー噂あったけど…」


「え!?そんなわけないじゃん!
太一はお互い友達にしか思ってなかったよ!」



「………どーだか…」



ゆいの最後の言葉はわたしには聞こえなかった。