「伴くんと話してたから…」
「……えぇえぇえぇっ!!ちょ、あやなどーしたの!?
あんなに伴のこと怖がってたじゃん!!!」
「あれ、ゆい…伴って呼び捨てにするほど仲がいいの?」
「それは…言葉の綾ってやつよ。わたしだって伴こえーもん。」
そう言いながらもまた呼び捨てになってますよ、ゆいさん…
やっぱ伴くんのことをみんな怖がってるんだなあ。
わたしだって今日まで怖かったのに、あんなささいな出来事で怖くなくなっちゃうなんて…
変だよね。
「あやな、伴となに話したの?」
「えっと…」
わたしはさっきあった出来事を細かくゆいに伝えた。
すると…
「あんた嘘ついたの!!??うわー、それあんた明日が命日になる覚悟したほうがいいよ」
「えぇ!?」
うそっ、やっぱり怒ってるのかな…!?

