でも…ちょっとだけ期待してるんだよ？君が男子に告白されてた時に「ごめん、私好きな人いるから」って言って断ってたから…

『ねぇ…』

「何？」

フられるのは怖い…でも…このまま終わるよりはフられてさっぱりしたいからさあ…

『僕のこと…好き？』

「NOだ」

フられた…やっぱり僕じゃダメか…そう思った瞬間だ…

「…な訳ない…嫌いな訳ない！」

「え…？」

「だ、大好きに決まってるでしょ‼」

顔を真っ赤に染めながらそう言った君は、とても嘘をついているとは思わなかった。

「じゃあ…」

君と僕の影が重なった瞬間
僕はまた誓った…君を幸せにするって…


愛してるよ…君の全てを