僕と君との距離…約2m

幼馴染だけど、相性災厄な僕達は常にこの距離をあけている


確かに成績優秀、スポーツ万能でその上美人な君と何もかも平均な僕とでは差がなって当然だ…

どう縮めようと足掻いても君は僕の手の届かない場所にいる…だから告白する勇気すら出ない…


『ねぇ、もっと近づいて歩けないの?』

「なんで君みたいな奴の近くに居ないといけないの?」

僕の口調が冷たいせいか、彼女はさらに冷たい口調で返してくる

まぁ…こんな僕たちでももっと近くにいた時が冷たいあったんだ…

〈ずっと〉側にいるって2人で誓いあった時期が…