* * *



架綾と一緒に、

病気と戦う

決意をした。



そして、学校が終わると、病院に来る。



「架~綾っ!!」



花束を活けると、架綾の手を握った。



「気分はどう?」



少し良くなったのか、体を起こしていた。


そして、管も何分か外されていた。



「架綾、大好きだよ?」



確かめるように、架綾が不安にならないように、いつも言った。



架綾を、心から愛しているから。