「弥生」
俺はヒソヒソと弥生に話しかける
「ん?」
「お母さん怒ってる?」
「なんで?怒ってないと思うよ?」
「相変わらずわかんないよお前のお母さん!めっちゃ怒ってると思ったよ」
「ツンデレなんじゃない?♥︎」
なんでちょっと嬉しそうなんだ弥生
「弥生ー♥︎かっぱえびすんあるぞー!♥︎
食べたい?」
「食べない!」
「そっかー♥︎かわいいなー弥生は♥︎」
わけがわからんぞ…
そして文字化けしてる人
申し訳ないです。
実際はハートマークだと思っててください
「おい。男」
弥生のお母さんが俺を呼ぶ
弥生も最初俺をそう呼んでたけど
やはり親子なのか……
「はい?なんでしょう?」
「今日はどこに行った?」
「あ、今日はボウリング行こうとしたところ道に迷ってしまって
仕方ないからファミレスでご飯食べてた時に家に来ないかって言われて来ました」
「道に迷っただ?
お前そのへんしっかりするのが彼氏だろ?
弥生の気分はわかるけど行きたそうなとこくらい何となくわかるだろ?
あたしは弥生がなに食べたいかなんてすぐわかるぞ?」
いや、さっきかっぱえびすん断られてましたやん
こうして俺が家に来ると説教されます
だけどなんか嫌な気がしないのは
俺に弥生を任せてるって感じがするから
弥生と別れろなんて言われた事ない



