聖蝶魔法学園Ⅰ【完】



『地味地味うっさい!好きでこんな格好しているわけじゃないし!!てか、地味なめんなよ、バカ猿!!』




あ、やべ!“好きでこんな格好してるわけじゃない”って言っちゃった!



「まあまあ、2人とも落ち着いて。」



如月さんがあたしとバカ猿を止めた。というか、スルーしてくれてよかった。



「足高さん、俺は如月唯斗。この学年のおNo,2だよ。能力は「風」。よろしくね。」


し、紳士だ........



『よ、よろしくお願いします!如月さん!!』


「唯斗でいいよ。澪ちゃんって読んでいいかな?」


『はい!唯斗さん!!』