聖蝶魔法学園Ⅰ【完】





「ちょっと、澪どうしたの?」



しばらく走って職員室前の廊下で止まったら、すぐに穂波が質問してきた。





『ほ、穂波~。姫になっちゃった!!』






「澪、自分のくじ運を恨みなさい。」


『ヤバい!ヤバい!!.....はあ....どうしよう.....』





こんな地味子が姫ってばれたら....
想像するだけでめまいがする...





「確か、担任って澪の部下じゃなかったっけ??」

『あ、そうか!!頼めばなんとかしてくれるかも!!』




穂波頭いい~


「じゃあ、大川先生に頼んでみましょうか。」


『うん!そうしよう!!』


これで姫にならなくて済む~