『み、みんな嫌なら・・・「いいですよ。」 私の言葉に重ねたのは直哉だった。 「俺たちはATで澪さんについて行くって決めたんです。今更変わらないですよ。」 直哉が言ったのに続き、みんなが言ってくれた。 “俺たちは澪さんについていきます” “世界を守ります!!” って。 『みんなありがとっ!!』 そう言って少しだけみんなで笑いあった。 私はこれを大事にしたい。 ATはいつ死んでもおかしくない状況にいる。 だから、みんなで笑いあった思い出も、心の片隅にしまっておくんだ。