聖蝶魔法学園Ⅰ【完】



『あんたたちなんかに達樹君の能力を乏す権利はないし、ましてや達樹君の過去を面白半分え言っていいわけない!』




「地味女は引っ込んでろ!!」



そう言って男子は能力を使ってきた。

氷を私に向かって飛ばしたんだ。



私はそれを軽々よけ、男子2人に水をぶっかけた。



「なっ・・・」


男子2人は声も出ないようだ。




地味女も強いんだよ!!





『私はもとはAクラスだから、あんたたちより強い自信あるよ?それでもやる?』



相手の強さを見た限り、Aクラスではなさそうだからね。


私は男子をビビらせるために、少し霊力を解放した。






「ちっ・・・覚えてろよ!!」



ありきたりな台詞を言って男子2人は逃げて行った。