『そろそろ戻ろう。』
料理はおいしかったけど、ここは居心地が悪い。まあ、天才美少女の佐川穂波の隣に地味子のあたしがいるんだもんね。あー!!視線がすごい!!視線で人を殺せそうな勢いだよ!!!
「そうね、早く部屋に戻って休憩しましょう。」
穂波がそう言って席を立とうとしたとき、
「「「「キャーーーーーーーー」」」」
ひ、悲鳴??!!
でも、悲鳴っていうか女特有の甲高い声だよな~
『ほ、穂波。これは一体.....』
「澪、後ろ。」
後ろを振り向くと、イケメン4人組がいた。
顔、整いすぎだろ....人形みたい.....
『穂波、あの顔イケメン4人組って誰?』
そう聞くと、穂波に溜息をつかれてしまった。
「はぁ~、なんで知らないの。よく聞いて。あの4人組が今年のSクラスよ。」