聖蝶魔法学園Ⅰ【完】




それからSクラスのみんなのことを話した。



半分以上ぐちだけどねww





「やっぱSクラスの皆さまかっこいい~」




今の話のどこを聞いてそう思ったの?!




私の心の中でのツッコミが優奈に届くはずもなく優奈は自分の世界に入っちゃったようだ・・・


優奈~帰ってこ~い!!








「結局、年相応なのね、Sクラスも。」



『え!?』



優奈がだまってから今まで黙っていた穂波が言った。



『どういうこと??』




「Sクラスって女子からは神のような存在になってるけど、話を聞くとただの学生なのね・・・」





『確かに・・・・』





一緒にいてなんとなくわかったことだけど、棗も唯斗さんの日向も達樹君も、1人の人間として見てほしかったのかもね・・・




でも、以外と近くに気づいてくれる人はいると思うんだけどな~