そして私は毎朝入っていた紙のことから、すべてを話した。 『・・・・・・・・・・・』 沈黙を破ったのは達樹君だった。 「澪、俺たちってそんなに頼りない・・・?」 『別に、そういうわけじゃ・・・』 「そういうことだろ!!」 日向が叫んで、こう続けた。 「1人でやって解決することじゃねーんだよ!周りで心配してくれる奴に気づけ!!」 不意に、昼休みに聞いた直人と直哉の言葉を思いだした。 『・・・・ゴメン』 うつむいたままだした声はちょっとふるえてたかもしれない。