ーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー それから、棗に支えられながら教室に戻ってきた。 「澪!その足どうしたの?」 教室に入ったら、すぐに達樹君が聞いてきた。 あんまり言いたくなかったから 『ちょっとね・・・』 ってごまかしたら、いつもまにかソファーに座っていた棗に 「ああ!?」 ってにらまれた。 言えってことなのか・・・? 「澪ちゃん。なにがあったのか言ってくれないかな?」 唯斗さんが申し訳なさそうに言って来た。 『はい・・・・・』