聖蝶魔法学園Ⅰ【完】




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それから、棗に支えられながら教室に戻ってきた。




「澪!その足どうしたの?」



教室に入ったら、すぐに達樹君が聞いてきた。




あんまり言いたくなかったから




『ちょっとね・・・』




ってごまかしたら、いつもまにかソファーに座っていた棗に




「ああ!?」


ってにらまれた。




言えってことなのか・・・?




「澪ちゃん。なにがあったのか言ってくれないかな?」



唯斗さんが申し訳なさそうに言って来た。





『はい・・・・・』