聖蝶魔法学園Ⅰ【完】





「足痛むか?」



『ちょっとだけ・・・』




今日の棗はやけに優しいな。




『棗、変なものでも食べた・・・?』



「ああ?!」



『な、なんでもないです!!』



やっぱ、いつもの棗だった・・・



そうしてるうちに足の手当てが終わった。




『棗、ありがとね!!』



「ああ。」





やっぱり、今日の棗はおかしい。こんなに笑う棗はみたことないよ・・・