私は大丈夫って言ったのだけど、 『わ!・・・ちょっと棗!!』 棗は私のことをお姫様だっこしてきた。 女子が1度は憧れるあれを、外見はすごい王子様みたいなやつにやってもらってるんだよ! 『下ろしてよ!誰かに見られたらどうするの!!』 「黙れ。お前足ひねったんだろ。保健室いくぞ。」 『・・・・分かった。』 棗、気付いてたの・・・? ーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーー ガラっ 「誰もいねーな。」 そう言って棗は私を椅子の上に下ろした。