聖蝶魔法学園Ⅰ【完】





『ねえ、毎朝私の下駄箱に変な紙を入れてるのはあなたたち?』



「そ、そうよ!なのに、あんたは全然Sクラスの皆さまから離れないから・・・」



『なんで私が名前も知らない人に指図されなきゃいけないの?』



というか、早く帰りたいんだけど・・・




「だって、地・・『地味だからとか、言わないよね?』



「うっ・・・」



『じゃあ、私は帰るよ。』



これ以上やっても、時間の無駄だしね。


そう言って帰ろうとしたんだけど・・・




「ちょっと待ちなさいよ!!」



リーダーの女が叫んできた。




そして、




『・・・っ!!』



瞬間移動して、私に殴りかかってきた。


ヤバい、足ひねった!!


よけられない・・・・!





そう思って目をつぶった。