月ノ光




そんな――あの人が闇ノ子であるはずが……。


「真実を受け入れられないか、月ノ子?ついて来い。その目で真実を見ると良い。」

黒羽先生は私たちに背を向けた。


誰も言葉を発さず、ただ皆で階段を上る。

静かなホールに足音だけが響いていく。

階段を上りきると、立ちふさがる大きな扉。