月ノ光




「よく考えれば分かることじゃないのか?
例えば、どうして俺のような新人教師が、S組の担当になれたのか?――しかも星宮が入学するってのに。」

嫌……。


「もっと言うなら、星宮家のトップシークレットだったお前の存在を、どうやって”あの方”は知ったんだろうな?――闇ノ子様は、禁術の使用を感じ取れるそうだよ。幼い頃に、禁術を使った記憶はないか?」


やめて……あの人は、私を救ってくれた人……。