月ノ光




「…そっか。なんかあるなら言ってね。」

桃香は優しく微笑んだ。

もしかしたら私の嘘に気付いていながら、そうしたのかもしれない。


「月ノ書」のことは黙っておこう。

あの本は危険すぎる。


……少なくとも、今は。