―――――― ―――― -ポスッ 「ふぅ……。」 自分の部屋、ベッドの上に軽く座り、小さく溜め息を吐く。 結局のところ、あの原作以外に大きな収穫は無かった。 「太陽ノ子は分からず仕舞い、か……。」 母の手紙にあった”太陽ノ子”探しは、全く進まなかった。