月ノ光


――

――――

「これで元通りになった。」

魔法をかけ終え、元に戻ったはずの原作を箱から取り出す。


先ほどのページを開き、紙の変わった部分から読んでいく。


「…ここから現代語ね。――しかし現実はそうでは無かったのです。」

桃香が一文目をゆっくりと読み上げた。