書物室で、手分けをして情報を探す。 「月華!」 呼ばれ、声のする方へ顔を向けると、一冊の本を持った祐が。 「これ、見て!タイトル!」 急かす祐から受け取った本は、黒く分厚い紙を表紙に、高級そうな羊皮紙を紐綴じにしたものだ。 相当昔の書物なのか、薄汚れてしまっていた。 そして、タイトルは――――――― 「―――“月姫”」