“風雅ノ槍”――雅が、いつだったか祐と喧嘩をしたときに使っていた魔法は、雅の父親が作ったものだったはずだ。 雅のために、と作成してもらったものらしい。 雅の家――神田家は、多くの新しい魔法を作成する銘家だ。 そんな家で育っているのだから、変な言い方だが、見たこともない魔法など見慣れているのだろう。