でも… 「その幽霊話、嘘だと…。」 「ホント!?幽霊出ないの!?」 私が口を挟むと、縋るような目で桃香が私を見る。 「ええ。幽霊は出ない…けれど、その女性の霊が見えたっていうのは、本当でしょう。」 「…え?」 私の矛盾した言葉に、桃香は頭が混乱してしまったようだ。