月ノ光




スウッと息を吸い、吐き出すと共に告げる。

「…闇ノ子が居た。」


私のその一言で、空気が変わったように感じた。


「闇ノ子……って…。どういうことですか…?なぜ、闇ノ子がここに…。」

驚きを隠せない愛。


いや、それは愛だけではない。

桃香も祐も言葉を失ったように黙っていた。