…はずだった。

闇ノ子が、目の前で使うまでは。


「三日後、きっとまた会えるだろう…。」

闇ノ子は不気味に笑いながら、穴の中へと消えていった。


黒雲が晴れ、嫌な空気の消えていく。


残ったのは、心の奥の不安感だけ…。