月ノ光




正直に言えば、私も雅がいつも通りに戻ったのが信じられないのだが。


「…珍しいこともあるんですね。」

フゥとため息を吐き、愛は安心したような顔をする。


驚きで足が止まった私達を置いていくように、一人で先を歩く雅。


…最近、急に性格が丸くなったような。

私は雅を追いかけながら、そんなことを思った。