月ノ光



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書物室に入ると、昨日まで読んでいたあの本が机の上に置いてあった。


椅子に座り、私は本を手に取る。


そっと表紙を開き、ページをめくっていく。


そして、昨日見たページ……一面、黒く塗りつぶされたページの次。


「…闇ノ子、か。」

ポツリと、祐が呟いた。